FANBOXは、クリエイターによって各プランに何を投稿しているかがことなります。ここでは、おおまかなジャンルごとに分類して紹介します。
イラストレーター
制作日誌、イラストのラフ、作品のメイキングや作画のタイムラプス動画などがあります。完成されたイラストの投稿が必須というわけではありません。次の作品の構想や日頃使っているブラシの設定、作品に対する想いなども、ファンにとってはうれしいコンテンツになります。
もし、PSDなど元本に近いデータを投稿する場合は、イラストレーターの技術やこだわりがつまったリッチなコンテンツですので、より上位のプランで公開することをおすすめしています。これは、転載や悪用などの不正をしにくくする効果もあります。
マンガ家
新作はもちろん、作品のネームや過去の同人誌、作品に描ききれなかったキャラクターの設定などについての投稿があります。FANBOX以外で公開している作品を支援者だけに先行公開するのもおすすめです。最近読んだマンガの感想なども、ファンにとってはおもしろいコンテンツになるでしょう。
VTuber、配信者
日記や音声の投稿などがメインのコンテンツとなります。特にボイスコンテンツが人気で、シュチュエーションボイスや朗読、配信動画のおまけなど、YouTubeでは配信していないような音声データが支援者獲得に大きな効果を発揮することが多いです。
また、一緒にゲームをする権利、通話する権利、リクエストボイスなど、レアリティの高い支援者特典を高額なプランに設置することで、より特別な演出をすることも可能です。
ミュージシャン
楽曲を作り上げるまでの制作過程、楽曲に込めた想いなど、楽曲づくりの裏側を支援者と共有したり、支援者だけに先駆けて楽曲を公開したり、継続的にファンと一緒になって盛り上がりを演出できます。
また、支援者限定でライブの先行チケット販売したり、作品のクレジットに支援者のお名前を載せるといった特典をつけるといった工夫も、特別感の強い演出となります。
ゲーム制作やプログラミング
ゲームの制作やプログラミングで活躍されるクリエイター、エンジニアへの支援は、FANBOXの投稿内容に対しての対価ではなく、純粋なドネーション(寄付)として利用されることが多いようです。
投稿内容としては、制作の進捗報告や開発秘話、お知らせの告知など、広報ブログ的な使い方がおすすめです。また、支援者だけに先行でベータ版を配布したり、作品に支援者をクレジットする事例もあります。
アナログ作品メインのクリエイター
FANBOXには、デジタル(バーチャル)な作品のクリエイターだけでなく、料理家、ハンドメイド作家など、アナログ(リアル)のクリエイターも数多く存在します。
制作過程の投稿、次の作品の構想、作品づくりのレシピやコツなどは、デジタルでもアナログでも共通しています。また、支援者限定で個別にアドバイスを提供するといった、いわば「オンライン教室」のような運用も可能です。
なお、こちらで紹介したクリエイターの投稿内容は、あくまで一例です。
自分が好きなクリエイターのFANBOXを支援してみたり、自分と活動内容が近いクリエイターのFANBOXを探して、支援してみるのも、おおいに参考になるはずです。自ら支援者の立場になってみて、はじめてわかることもあるはずです。